2024年5月26日(日)
埼玉県久喜市にある「特別養護老人ホーム 久喜ことぶき苑」様へ、訪問演奏に伺いました!

最寄り駅までは、施設長さんが車でお迎えに来て下さいました。
横長のきれいな建物で、ご参加いただいた入居者様は約100名(65〜100歳)、職員の方は20〜30名ほどいらっしゃるそうです。

玄関入口には、歓迎の文字が!
手作りの温かさを感じて嬉しくなりました。

今回は、楽団の訪問演奏としては初となる、1日2回の演奏です😆

今回、演奏を聴いて下さる皆さんの平均年齢は91歳!とのこと。
楽しんでいただけるかしら~と、ドキドキしながらのリハーサル。

伴奏とのバランスや、音の反響具合などを確認🙆

1回目となる会場の壁には、皆さんで作って下さった「歓迎 楊雪ニ胡楽団」の文字と、ウォールペイントも可愛い、ステキなステージでした✨

皆さんとの距離も近く、表情もよく見えました😊
車椅子の方が多かったようですが、手拍子をして下さり、手や上半身を踊りのように表現しながら聴いて下さる方もいらして、楽しんでいただけて嬉しかったです🎵

曲の合間に楽器紹介!
今回はニ胡だけでなく、ニ泉胡でも演奏したので、その違いについてご紹介し、並べて大きさを比べていただきました😊

◇   ◇   ◇

そして、
15分の休憩を挟んで、2回目の演奏は施設内の食堂がステージでした。

1回目よりも多くの方にお集まりいただいたとのことです!

食堂に置かれたソファや、椅子にお座りだったり、やはり車椅子の方も多くいらっしゃいましたが、アットホームな雰囲気の中、1回目同様、皆さんとの距離も近く、温かさを感じられました。

1曲目の「蘇州夜曲」から、涙を拭かれている方がいらして、私も弾きながら感じ入っておりました😢

後で施設長さんから、「よく知っている曲を演奏していただいたので、いろいろと思い出す方も多いようで、涙を何度も拭かれている方がいました。また、久しぶりにいい笑顔を見ることが出来て本当に嬉しい」と、お話いただきました。

また、相談員の堀井さんからは「二胡の独特な響きと懐かしいメロディーに涙が止まらない入居者もおりまして、入居者も職員も大変感動いたしました。」とのメッセージもいただきました。

いつもは、演奏前後のご挨拶から、曲紹介などのMCは1人で行うのですが、今回は出演者全員で分担し、MCを行いました!

その分、各々が少しドキドキしながらの演奏でもありましたが、職員の方々や、入居者様も声を出して答えて下さったり、拍手で盛り上げて下さり、私達も楽しんでお話や、演奏をすることが出来ました😊

「北国の春」や「ふるさと」の演奏時には一緒に歌って下さる方も増えていたように思いますが、プログラム最後の曲「川の流れのように」は、歌って下さる方も一番多く、皆さんのきれいな歌声に私達も感動しました。

そして、「アンコール!」のお声をいただき、本当に嬉しい気持ちで、最後は、皆さんよくご存じの「上を向いて歩こう」を演奏しました。
この曲は一緒に楽しめる曲なので、手拍子や歌声で参加して下さった皆さんと一体感を感じられ、盛り上がったと思います!

演奏後に「最高!」と叫んでいただいて、とっても嬉しかったです💕

名残惜しさもありましたが、「また、お会いしたいです。」と、最後にご挨拶をさせていただき、会場を後にしました。

職員の皆様、入居者の皆様、このような楽しい時間をいただきまして、本当にありがとうございました✨