2020年11月3日(文化の日) 県美展新庄巡回展特別企画「癒しの二胡」楊雪コンサートが、新庄市民プラザホールにて実施されました。
主催:新庄市民プラザ
共催:県美展新庄巡回展実行委員会
楊雪の山形での公演は、これで5回目となり、留学期間を経て前回からおよそ6年ぶりの開催でした。
楊雪と鈴木美香さん(ピアノ)の、市民プラザホール前での記念の一枚。
入り口にはサーモグラフィーと体温計による体温チェック、一定距離を保たれた座席配置、マスク着用、消毒や手洗いなど、コロナ感染防止ガイドラインに沿った入念な感染防止対策の上での実施でした。対策を強化していただいた新庄市民プラザスタッフの皆様のご尽力に感謝いたします。来場の皆様にご安心していただくために、楊雪・スタッフ一同も事前のPCR検査で陰性の証明を受け、会場へ向かいました。
普段の会場の様子です。客席の椅子は階段式になっていて、距離が近いつくりとなっております。そのため公演を実施する上では、座席と座席の距離を離した会場設営が必要となりました。
安心安全の一定間隔を保ちより多くの方にご来場いただけるように、新庄市民プラザ会場担当スタッフの皆さまが手作業で椅子をひとつひとつ並べ、感染対策のための特別な会場づくりを行って下さいました。また通常時よりも座席数を増やせるようにと、会場内のスペースを満遍なく有効活用していただきました。
直前の天気予報では、降水確率の100%という数値を記録。悪天候と思われる中、開場時間が迫る頃には偶然にも空から光が差し込み、天候に大きく恵まれる運びとなりました。その結果、当日は沢山の方々にお越しいただくこととなり、会場は満員御礼となりました。
演奏や楊雪がトークをする度に、会場から返事が返ってきたり拍手や声が上がったり、とても温かなリアクションに舞台側の奏者も楽しく、嬉しく演奏を行うことが出来ました。そのため、これまでのコンサートと比べて、非常にリラックスした表情で楊雪が演奏していることがとても印象的でした。
また、第一部では白いドレス、第二部では花柄のふんわりとしたドレスに身を包み、華やかな姿で演奏を披露しました。楽曲ごとに変わる照明の色とドレスの色合いの相性も素晴らしく、細部に渡る楊雪のこだわり、会場スタッフとの連携の強さを感じることができました。
また、これまでの山形での思い出についてのトークの場面や、お世話になっている方々、会場の方々や応援してくださっているみなさんへのトークの場面では、楊雪の目からはたくさんの涙が溢れ出ていました。その様子から観客の皆さんも、思わず一緒に涙する場面が多々ありました。これまでの楊雪と山形・新庄とのご縁・繋がりに、感無量といった様子です。まさに、舞台と観客とが一体となった温かで感動的なコンサートとなりました。
演目は変化に富んだ内容で構成され、楊雪は二胡や二泉胡、板胡などを曲調に合わせてそれぞれ用いることで、音色にも趣向を凝らしていました。また、コンサート初めての試みとして、スウェーデン楽器「ニッケルハルパ」奏者の大森ヒデノリさんに、大阪から遠隔でスクリーン出演をして頂きました。舞台袖からではなく、スクリーンから出てきた大森さんに、観客の皆さんは驚いていました。
また、スクリーンからの大森さん、ステージ上にいる楊雪、鈴木美香さん3人による特別なセッションというその新しい試みに加え、さらに「二胡」と「ニッケルハルパ」による合奏という日本では珍しい楽器の組み合わせを用いて、日本の名曲「里の秋」の演奏を行いました。それには皆さん興味津々に聴き入っている様子でした。演奏直後の会場には熱い拍手が沸き起こりました。
この公演を無事に終えられたこと、そして観客の皆様に喜んでいただけたことは、コンサートが素晴らしいものとなるように入念に準備してくださった方々の存在もありました。当日の会場づくり、舞台の音作り、照明づくりの相談に真摯に向き合ってくださり、それぞれ全力でひとつのイベントを盛り上げるべく尽力していただいたからこそ、今回のような感動的な公演・空間となりました。
また、今回特別に主催側スタッフの方の中のひとりが、ご厚意で手描きの楊雪イラストを描いてくださるということで、会場のマスコットキャラクター「ぷらっとくん」、「Plazza」くん、「楊雪」の3人が手を繋いだ優しい絵柄のロゴを、今回のコンサートのためにご用意して下さいました。そしてまた楊雪も受け取ったそのご恩に対して、会場の皆様へ恩送りするべく、頂いた手描きイラストロゴを活かしたエコバッグを作製し、当日会場の皆様ひとりひとりにプレゼントしました。お互いの厚意・恩から完成に至ったこのエコバッグは、まさに楊雪と新庄の友好の証、恩送りの結晶です。
また、コンサートで演奏した曲をご自宅でも楽しんでいただけるように、楊雪のCDと、楊興新のCDを新庄の皆様にご紹介しました。皆様実際にお手元に取りコンサートで演奏した楽曲などを見つけ、喜んでおりました。CDから流れる二胡の音色が、日々の暮らしの中で、皆さんへ癒しや心の平穏を届けてくれることでしょう。ぜひ沢山聴いていただけると幸いです。
今回のコンサートに、尽力してくださったイベントスタッフの皆さんと、会場スタッフによる記念の一枚です。最後まで笑顔いっぱいの皆さんから沢山のエネルギーをいただきました。
左から、楊雪、新庄市民プラザの館長・鶴沢さん、鈴木美香さんの3人です。
素敵な花束もいただきました。花束は、全て地元・新庄の花で束ねられており、花屋さんが楊雪をイメージして束ねてくださった花束だそうです。色合いは、楊雪のイメージにぴったりですね。
また、山形県の特産の「つや姫」を4袋もいただきました。実は、楊雪がはじめて新庄に来た際も、つや姫をお土産にいただき、それ以降も、つや姫ファンとして家で食べるお米はつや姫を選んで食べ続けているそうです。身も心も山形ですね。初めて新庄を訪れた際のブログが、楊雪アメーバブログに掲載されております。気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
みなさまへの深い感謝と喜びを胸に帰途につきました。また新庄の皆さんにお会いできる日を楽しみにしております。北京留学を終えた楊雪にとって初めての日本の公演となりました。コロナ禍により、数々のコンサートの延期や中止が続きましたが、こうして久しぶりに皆様の表情を見ながらの演奏、生の演奏を行えたことを心より感謝申し上げます。
また同時に、コロナ禍の影響で多くの観客の皆様も長らく音楽演奏会やイベント、コンサートなどに足を運べていない状況だったようです。そして今回、文化の日に、県美展新庄巡回展特別企画としてお呼びいただき、楊雪コンサートが行われました。そのことにつきましても、楊雪ならびに楊雪スタッフ一同、心より感謝しております。公演後には、楊雪ホームページからの直接のメッセージや、アンケートなどを通して「感動した」「素晴らしい」「癒された」等、数多くの温かなコメントをお寄せいただきました。
皆様からいただいたメッセージにより、楊雪も大きく背中を押され、勇気や希望を抱き今後もますますの活躍を見せてくれることと思われます。いずれ新庄で公演が行われる際は、皆様とお会いできることを楽しみに、よりバージョンアップした姿を見せてくれることでしょう。温かくお見守りください。そしてこれからの活躍にご期待ください。
ーーーーーーーーーー<特別記念公開>ーーーーーーーーーー
今回は特別に、ファンクラブページ掲載記事を一部公開いたします。
本番前日の様子です。
楊雪のより詳細な活動や、楊雪の日々の様子などは、ファンページご入会後閲覧できるようになります。様々な特典もございますので、ぜひご検討ください。
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道中のお昼。東北道矢板北PA (栃木)
楊雪コメント:メンマぷりぷりの醤油ラーメン!とても美味しかったです♪
16時半頃、新庄駅に到着しました。なんと楊雪のコンサート情報の書かれた立て看板などを設置いただいていました。大変感激致しました。
17時頃「市民新庄プラザ」へ到着しました。素敵な立看板や様々な場所へコンサートについての情報等を掲示いただいていました。お心遣いを感じ、大変嬉しくなりました。
さらに、6年前のコンサートの時に楊雪の気持ちを込めたサインを額縁とともに飾ってくださっていました。こうして6年という長い年月が流れても、特別に大事に思ってくださっていることがわかり、楊雪にとって新庄のみなさんを、より特別な存在として感じるようになりました。お互いに大切に思い合うこの感覚は、まるで心のふるさとのようです。
公演後にイベントスタッフ・会場スタッフの皆さんと一緒に記念撮影をしました。
こちらの写真は、会場設営の際の写真です。温かく迎えていただけたことがわかる素敵な一枚が撮れました。
このコンサートを開くにあたって、ご尽力していただいた皆様と、残念ながら会場にはお越し頂けなかった応援していただいている皆様、関係するすべての方へ、心より御礼申し上げます。
その他、前日の楊雪の様子や道中見た景色、会場を後にするシーンなどはファンクラブページへ掲載予定です。
ぜひ、チェックしてみてください。