〈活動記録〉2024年9月14日 新庄市民文化会館にて「楊雪二胡コンサート2024」アンコールに出演!

9月14日 ㈯ 山形県 新庄市民文化会館 大ホールで行われた「楊雪 情熱の二胡コンサート2024」のアンコールに出演しました!

当初、8月3日 ㈯ に予定されていましたが、台風による大雨の影響で山形新幹線が運休になる等、大変な状況のため、9月に延期されたコンサートでした。

新庄は、雪団長が中国へ留学する以前、10年以上前からのご縁があり、呼んでいただくのは今回で6回目!とても大切に思われているところです。
その大切な場所でのコンサート出演。

進化を遂げるダンシングニ胡にと、雪団長が選んだ次の曲は、ファンクやディスコが全盛だった1970年代を象徴するバンドとして知られる「アース・ウィンド・アンド・ファイヤー」の「Let’s Groove」!!

このディスコナンバーをコンサートで演奏させていただくと聞いた時、「私達に踊れるのか!?」という驚きと同時に、また新しいことに挑戦する雪団長の幅の広さに、尊敬の念を抱くと共に、出演出来る喜びとワクワク感をプレゼントしていただきました。

何と、雪先生は「DJ雪ちゃん」となって、DJプレイをすると言っているのです!

振り付けは、楽団メンバーの金井由佳さんが担当しました。
楽団で演奏するダンシング二胡の、すべての振り付けを担当してくれています。

今回の振り付けは、今までで一番テンションが上がっているとのことで、「かっこいい」ダンスを考えてくれました✨

コンサート開催の日の直前まで、何度も何度も練習を重ね、練習の時に撮った動画を皆で共有し、各自で確認後、集まっては合わせを繰り返しました。

そして、私達、楊雪二胡楽団は、アンコール2曲を演奏させていただきました。

今回は楽団初となる、早着替えにも挑戦!
ステージから一度下がってからの着替えが間に合うのか?!
ドキドキで当日リハーサルを行いましたが、事前練習の甲斐あって、各自素早く着替えを終え、少し余裕をもってスタンバイすることが出来ました。
あとは、本番を待つばかり。

コンサートは1部、2部構成。
第1部は、「梅花三弄」(中国で大ヒットしたドラマのテーマソング)で始まりました。
美しいメロディと、優しい二胡の音色に皆さん引き込まれていきます。

そして、「シルクロード」「賽馬」と続きます。シルクロードを通って中国へ渡ってきたといわれる二胡。その旅を思い起こさせる演奏。

それから、モンゴルへ。疾走する馬を生き生きと描写する曲。
最後に響かせる馬の嘶きで、お客様を驚かせ、楽しませてくれます。

続く「天城越え」では、皆さん二胡で弾くこの演歌に意外な思いを持った方も多かったのではないでしょうか。
素晴らしい演奏に引き込まれ、見事に期待を上回ったことと思います。
照明も鮮やかで、曲の世界観を表現していました。

雪の舞」は、雪団長自身の作曲で、雪団長の想いがたくさん詰まっています。
「みんなと手を繋いで楽しく踊りたい」
きっと、演奏しながら、会場の皆さんと手を繋いでいらしたことでしょう。

そして、第1部の最後は「日本海
お父様である楊興新先生が作られた曲です。
荒々しい日本海。蒼い海に白いかもめをイメージした夏の日本海。
和太鼓や篠笛との共演で、力強い二胡の演奏に息を呑む方も多かったと思います。
また、かもめの鳴き声を二胡で表現することに、新しい発見をされた方も多かったのではないでしょうか。
圧巻の演奏で第1部を締めくくられました。

第2部の1曲目は「リベルタンゴ
アコーディオン演奏の細井豊さんとの情熱的な演奏で、またお客様を惹きつけてしまいます。

続く「YOU RAISE ME UP」では対照的に、静かで美しい二胡の音色を響かせて、皆さんをうっとりさせていました。

ラストエンペラー
坂本龍一さんが、日本人で初めてアカデミー賞作曲賞を受賞した曲。
この曲を是非、アルバムに収録したいという雪団長の想いが伝わる演奏に感動した方も多かったようです。

田舎の朝」は、板胡(バンコ)による演奏。
鶏やひよこ、アヒルなど、様々な動物の鳴き声が聞こえる田舎の朝の風景を楽しくお聞かせする曲ですが、客席に向かって「何の鳴き声が聞こえましたか?」と聞く、雪団長のユーモアある掛け合いが、お客様をより一層楽しませてくれます。

そして、曲調はまたガラリと雰囲気を変え、谷村新司さん作曲の「」へ。
日本のみならず、アジアで大人気のこの曲を、宇宙を想起する壮大さや、命の大切さまでも感じさせる、雪団長の気持ちの入った二胡の演奏で、老若男女すべての方が感動していました。

そして最後の曲は、雪団長自身の作曲「雲・海 sea of clouds
「高みを目指すために更なる努力を重ねていきたい」という強い想いが表された曲で
聴く度に、身の引き締まる思いと、雪団長への尊敬の念が沸いてきます。
会場は一気に感動の渦に包まれ、雪団長への惜しみない拍手が送られていました。

そして、アンコールへ!!

雪団長が、楊雪二胡楽団設立の想いを会場の皆様にお話しされると共に、私達が団長の生徒であること、東京から応援に来たことなど交えて、舞台へと誘導してくれました。

地元、山形県のヘアメイクさんが、私達のメイクをしながら、こうおっしゃいました。
「山形は、まだまだ大変な状況で、約80世帯が仮設住宅に住んでいます。
みんな明るい気持ちになりたいんです。今日は、ぜひ、楽しませてくださいね!」と。

その言葉が胸に沁みて、私達で少しでも力になることが出来るのならという想いを抱いて、ステージに上がりました。

アンコールの1曲目は、「銀河鉄道999
前回2023年10月1日に銀座YAMAHAホールで開催された雪団長のコンサートでも、ダンシング二胡として演奏させていただいた曲ですが、誰もが知っている人気の高いこの曲は、ミュージシャンの方々の演奏で更に盛り上がり、皆さんの笑顔も弾け、楽しんで下さっている空気が伝わってきました。

そして、早着替えで次の衣装にチェンジし、「Let’s Groove」のスタンバイ。

舞台袖から、「DJ雪ちゃん」のノリノリのパフォーマンスを見ながら、最高の演奏をお届けしようと、メンバー皆で顔を見合わせ、うなづき合い、雪団長の合図で舞台に上がりました。

天井にはミラーボール☆彡
ミュージシャンの方々もファンキーなかつらや衣装で、まるでディスコにいるかのような演出!!

雪団長も「DJ雪ちゃん」から二胡奏者楊雪に戻り、最高の笑顔で私たちを引っ張ってくださり、一緒に踊り、演奏しました。
また、出演ミュージシャンの方々も、おおいに盛り上げてくださいました!

舞台から見た客席は、もうノリノリでした♪

会場の皆様との一体感を感じながら、歓喜の中、コンサートは終了しました。

そして、恒例となった写真撮影。
会場の皆様と一緒に、この日の記念の集合写真です。

コンサートに関わって下さったすべての皆様、本当にありがとうございました。
そして、まだまだ大変な状況の中、頑張っていらっしゃる山形県の皆様、各地の方々に私達も勇気をいただきました。
少しでも今後の活力となっていただけていたら幸いです。

◇  ◇  ◇

最後に、今回出演しなかった新しい楽団メンバー達の感想を掲載させていただきます。

延期になった新庄市でのコンサート。幕が上がった瞬間のお客様の拍手と歓声に「待っていたよ、お帰りなさい」の温かさを感じました。
雪先生が感情豊かに多彩な曲を演奏する姿に感動し、また軽妙なトークで体験を織り混ぜた解りやすい曲紹介に笑顔が溢れました。
ミラーボールの煌めくアンコールもお客様はノリノリでしたよ。
終演後すぐにロビーでお客様に笑顔で対応されている雪先生の姿に、温かいお人柄を感じました。
そして楊雪二胡楽団の皆様。
衣装はもちろん、揃ったダンスも華やかで演奏が一層盛り上がりました‼️
そして何より皆さんの笑顔が最高に素敵でした。
ここまでの練習の様子、衣装合わせ等の準備を身近に感じさせていただいていたからこそ、とても感動しました。
本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。【川島】

二胡を初めて聴くという方が多くいましたが、雪先生のトークで笑顔になり、様々なジャンルの曲で演奏が始まると曲の世界感にスッと引き込まれていきました。
「銀河鉄道999」で楽団の皆さんがステージに入ってきた時、周りのお客様は「華やかね」など喜んでいました。DJタイムもお客様も知っている曲が多かったので、会場の一体感を感じノリノリでした。
「Let’s Groove」で再び楽団の皆さんが入ってきた際には、「衣装チェンジして素敵ね」との声も聞こえてました。
終了後には、皆さん笑顔で出口へ向かう姿を見てとても嬉しかったです。【岩井】

皆さんコンサートお疲れ様でした‼
先生の演奏に感動し鳥肌が立ちっぱなし‼
日本海カッコよかった♡💖
皆さんの演奏も素敵すぎて涙が出るやら、楽しすぎるやらで時間が短すぎる感じでしたよー
またご一緒できる日を楽しみにしています‼【寺井】